同じような環境で育ってきた兄弟なのに、性格は全然違う。
住んでいる地域や国で、「○○の人は気が強いから」とか、「○○人は真面目だから」といった言われ方をしたりする。
なぜこのような傾向や違いが生じるのでしょうか。
何がこういった分かれ道を作り出しているのでしょうか。
日本人とアメリカ人の「好きな性格」「嫌いな性格」について、アメリカの心理学者アンダーソンと、日本の心理学者斎藤勇氏が行った調査がある。
※アメリカの調査は1968年、日本の調査は1985年。
一見、人に好かれる性格は万国共通のような気もする。確かに、大きく見るとそうかもしれないが、細かいところでは文化の違いが出るようだ。
【好きな性格 1〜10位】
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順位 アメリカ 日本
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1位 誠実な人 思いやりのある人
2位 正直な人 誠実な人
3位 理解のある人 やさしい人
4位 忠実な人 気さくな人
5位 真正直な人 寛容な人
6位 信用できる人 頼りになる人
7位 知的な人 楽しい人
8位 頼りになる人 明るい人
9位 心の広い人 さっぱりした人
10位 思慮深い人 素直な人
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似たような単語が並んでいても、アメリカでは2位の「正直な人」は日本ではランク外だったり、日本で2位の「思いやりのある人」はアメリカではランク外であったりする。
では、逆に嫌いな性格ではどうだろうか。
【嫌いな性格 1〜10位】
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順位 アメリカ 日本
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1位 嘘つき ずるい人
2位 いかさま師 人をさげすむ人
3位 下品な人 卑劣な人
4位 残虐な人 傲慢な人
5位 正直でない人 嘘つき
6位 信用できない人 ゴマをする人
7位 不快な人 意地悪な人
8位 意地悪な人 自分勝手な人
9位 卑劣な人 無責任な人
10位 だます人 強要的な人
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アメリカでは「嘘つき」「いかさま師」などが上位に。これは、好きな性格1位の「誠実な人」と対極的。一方で、日本の場合は下位ではあるが、「自分勝手な人」が象徴するように集団の中で規律を乱すような性格が嫌われる傾向があるようだ。
日本とアメリカの違いをよく表している調査に思える。
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